手の甲にはいつの間にかシミができやすいものですよね。顔や手の甲のシミを消すのに、イボコロリを使う方法もネット上でウワサされているとか。
手の甲のシミをイボコロリで消せるのでしょうか?危険性や副作用はないの?本当に効果はあるの?その方法を調べてみました!
イボコロりでシミが消えるしくみとは?危険性と副作用
手の皮膚は肌の新陳代謝が遅くシミが排出されにくいところです。
皮脂も少なく、乾燥しやすい、そのため美白化粧品の効果も表れにくい部位なんです。
だからこそ手軽に手に入り、人によっては効果も感じるというイボコロリが重宝されているようですね。
調べたところ、価格は7~800円ほどとなっており、美白化粧品に比べるとかなり安い印象です。
イボコロリは、本来イボや魚の目など角質が分厚くなったところを治療するお薬で有名ですね。
イボコロリでシミが消えるプロセスは、まずイボコロリを塗るとその部分に白い皮膜が出来て、やがてシミの部分が赤黒くなります。そしてかさぶたが出来て、1週間位でかさぶたが剥がれて、シミが取れるそうですが…
そのシミ取りの方法は賛否両論あるようです。
イボコロリの有効成分はサリチル酸
イボコロリに含まれるサリチル酸によって、幹部を軽い炎症状態にしてカサブタを作り、はがれ落ちるのと同時にシミが取れるという仕組みです。
イボコロリは、イボや魚の目などの角質が分厚くなった部位につけるお薬ですので、シミのような分厚くないところに塗っても大丈夫なのでしょうか?
むしろ悪化させてしまう危険性もあると考えると、リスクのある方法だと言えるのではないでしょうか。
ケミカルピーリングにも使用されている成分
サルチル酸には角質溶解と皮膚の軟化作用があるため、イボ・タコはもちろん、ニキビケア用品や美容皮膚科のケミカルピーリングになどにも使用されています。
サリチル酸は皮膚を溶かす作用があるので、シミには有効かもしれませんが、やはりイボコロリ本来の使い方でないことをするのは少し怖いかもしれません。
アフターケアも自分でしなければいけませんし、医師の指導のもとでないと不安そうです。さらにサルチル酸に合わない体質の人もいて、日本人にはその傾向がある人が多いんだそう。
副作用で色素沈着を起こす例もあるので、敏感肌の人は注意してほしいです。
イボコロリで手の甲のシミを取る具体的な方法
イボコロリでシミ取りをしたい!と考える人は手の甲など、目立たないところから試してみるのがおすすめ。
ただし自己責任ということをお忘れなく…。
イボコロリでシミを取る方法
- シミにイボコロリをはみ出さないように塗る
- 数秒ほどではがす
- 数日間そのままにする(カサブタができてくる)
- カサブタがシミと一緒にはがれる
イボコロリを塗ると、人によっては数秒~数十秒でピリピリとした刺激を感じてきます。
その後、塗ったイボコロリをピンセットなどでやさしく剥がして様子を見てください。
塗る量は、薄く塗るよりも、すこし盛り上がる程度にすると、のちにカサブタができやすいようです。
ポイントは、一度だけ塗ること。
毎日塗ると、炎症したり傷ができてしまう可能性がある様ですので注意です。
イボコロリ使用上の注意は
イボコロリの使用上の注意をご紹介します。
以下の部位には使用しない事。
- 顔面、目の周囲や唇、粘膜など
- 首などの皮膚のやわらかい部分
- 炎症又は傷のある患部
イボコロリのシミ取りは自己責任で
イボコロリを使用した人の口コミなどがネットでたくさん上がっているので、いくつか読んでみました。
「きれいに消えた!」という人がいる一方、「消えなかった」「あとが残ってしまった」という相談も多数あるようです。
自己責任と言ってしまえばそれまでですが、やってからトラブルになり、皮膚科通いになってしまうケースもあるようですので、よく考えることをお勧めしたいです。
さらにイボコロリは有効成分で火傷をさせることから、ケロイド体質の人は傷跡が前より目立ってしまう可能性があります。ケロイド体質かどうかわからない時は、皮膚科の専門知識のあるお医者さんに相談することをお勧めします。