ある日手の甲に日焼けしていることに気付いて、ビックリしたことはありませんか。
実は手の甲は紫外線を浴びやすく、日焼けしやすい場所なのです。焼けてから後悔しないためにも、日焼けを防止する日焼け止めの効果的な塗り方や、塗り直しのタイミングを紹介しますね。
手の甲にはどんな日焼け止めが良い？
手の甲は紫外線にさらされることが多く、室内でも日差しが当たっていれば、日焼けしてしまうため、日焼け止めを塗ることが重要になってきます。
しかし日焼け止めと言っても、種類が多いため何を選べば良いか迷ってしまいますよね。そこでまず日焼け止めの基本をおさらいしてみましょう。
ミルクやクリームタイプの日焼け止めは、油分が多いので、肌の付きはいいのですが、負担が強くなります。一方ローションタイプは、汗など水分に弱いので、落ちやすい性質がありますが、肌への負担は軽く敏感肌の人にはぴったりです。
日常はSPF10・20でPA＋＋くらいのもので、一日中外で活動するときはSPF30～50で、PA＋＋＋のものを選ぶことで、日焼け防止に効果があります。
紫外線吸着剤入りのものは、汗や水に強く、肌への伸びが良く、サラッとしているのですが肌への負担は大きくなります。一方紫外線散乱剤は汗には弱いのですが、刺激が少ないから敏感肌の人にはおすすめです。
手の甲に日焼け止めを塗る どんな塗り方が効果的？
手の甲に日焼け止めを塗るときに、何に注意すればいいのでしょうか？
やはり塗りムラができることは避けたいですよね。せっかく塗っていても日焼けしてしまっては意味がありません。
一般的に日焼け止めは、1㎠に対して2mg塗ると日焼けに効果があると言われています。手の甲で考えると、片手を180㎠として36mg塗ると紫外線対策が出来るのです。
しかし36mgってどのくらいの量でしょう。毎回量るわけにもいかないので、目安があれば分かりやすいですよね。だいたいですが、1円玉の大きさくらいの、日焼け止めを手の甲に出すと、片手分と覚えておけば簡単ですね。
片手だけでもけっこう塗らないと効果がないのですね。しかし顔に塗る日焼け止めの目安量は、500円玉くらいと言われているので、強い紫外線を遮るためには、このくらいの量が必要なのです。
そして塗り方ですが、日焼け止めを手の甲に出して、内側から外側に向けてまんべんなく塗ります。そのとき手のひらが日焼け止めで、べたつくのが気になることがありますよね。そんなときは、パウダーファンデーションやベビーパウダーで手のひらを軽くはたくか、塗るときに、手の甲どうしを合わせて塗るという方法もあります。
一日の終わりには、肌荒れの原因になってしまうので、塗った日焼け止めはクレンジングなどで、しっかり落とすことも頭に入れておきましょう。
手の甲の日焼けはしない！塗り直しの方法は？
水を使うことが多い手の甲に日焼けをしないためには、日焼け止めの塗り直しが大切になります。
塗り直すタイミングは、2～3時間おきが良いと言われています。しかし絶対に日焼けをしたくない場合は、手洗いをする度に塗り直すと良いでしょう。
塗り直し方は、ハンドクリームをつけてから日焼け止めを塗ります。えっ！ハンドクリーム？と思うかもしれませんが、日焼け止めは肌に負担をかけています。しかも手の甲は乾燥しやすい場所です。
ハンドクリームで保湿をしながら、日焼け対策も欠かさないことが、将来シミやシワになりにくい肌へと導くので、試してみてくださいね。
そしてどうしても時間が取れないときでも、日焼け対策は忘れたくないという場合に、スプレータイプやシートタイプの日焼け止めを利用してみるという方法があります。
手の甲の日焼けはしたくない！日焼け止め以外にも気を配る
体の外側には日焼け止めを塗って紫外線対策をキッチリしましょう。そして内側からも食べ物で対策することで万全になってきます。
ビタミンCなど抗酸化作用のある食べ物を積極的に摂ることで、紫外線の吸収をしにくい身体を作ります。しかもビタミンCには肌の新陳代謝を促すので、ターンオーバーが正常に行われることで、肌のくすみが無くなり、明るくなります。
まとめ
手の甲には日焼け止めをこまめに塗ることで、紫外線対策ができます。片手で1円玉くらいの量を、内から外に向かって丁寧に塗ると、ムラなくつけることができます。
また2～3時間毎に塗り直すのが最適です。また水仕事をしたあとも、ハンドクリームをつけてから日焼け止めの塗り直しをすることで、肌の潤いと日焼け防止の効果が得られるから、是非お試しくださいね。
そして日焼け防止には、抗酸化作用のある食べ物を摂ることで、紫外線を吸収しにくい身体を作るなど、体の中からもケアすることができます。