「手」は年齢がはっきりと出てしまうパーツのひとつ。
顔よりも動かす分、酷使してしまう部分です。
「老け手」などと言われ、その人自身も老けて見られる…ということがないように、手を若く見せる方法を探ってみました。
【老け手】の原因とは?
やはり紫外線
紫外線の影響で手の老化は進んでしまいます。
手の甲は皮膚が薄く、特に影響が出やすいところです。
女性ホルモンの変化
肌の弾力や潤いに影響する女性ホルモンが、40代以降減っていきます。コラーゲンも減少し、皮下脂肪の薄い手の甲は、血管や筋が浮き上がって特に目立って来てしまいます。
手の酷使
手は、利き手の方が早く老化が進むそう。
利き手だけ指の節が大きかったりしませんか?
毎日の家事やお仕事で、利き手を酷使してしまっている影響です。
老け手予防の方
まずは、ハンドケアを
ケアを怠るとあっという間に老けて見えたりする「手」。
ハンドケアのポイントは一つ。
とにかく、こまめにケアすることです。
手に水分を残さない
簡単な方法としては、まず水を触ったらしっかりふき取ること。
自然乾燥では、一瞬潤った感じになりますが、蒸発する時に手の皮膚の水分まで奪っていってしまいます。
面倒でも、ハンカチなどでしっかりと拭きましょう。
また、エチケットでもありますね。
ハンドクリーム塗ること
水仕事や手洗いのたびに、ハンドクリームを塗るのが理想です。
ハンドクリームを塗るときは、先に水分を補給するのがおすすめです。
水仕事の後、手が乾ききらないうちにハンドクリームをたっぷり塗りましょう。
スキンケアのついでに、化粧水を手に伸ばすだけでも手はしっとりと潤います。
水仕事の時
水仕事の時はゴム手袋を使用するのがおすすめです。
洗剤の油汚れを落とす成分は、手の皮脂まで奪っていってしまいます。さらに、お湯を使っていると二重に手の肌にはダメージです。
手肌に優しい洗剤でも、ゴム手袋で手を守りましょう。
UVカット機能の手袋
外出時の紫外線対策は手の場合、手袋がおすすめです。
さっとはめるだけでいいので、手軽です。
夏場は蒸れて暑いから…と敬遠している人も、指先が出ているハンドカバーなどでも大丈夫です。
指は日焼けをしても、シミはできないそうですよ。
手の角質ケア
透明感のある手を目指して、スクラブ入りのクリームで角質をケアしてみのも良い方法です。
手はいつの間にか角質がたまっている部分ですので、スクラブマッサージで余分な角質を取ることで肌が明るく見えるでしょう。
スクラブを使った後は、いつもより念入りに保湿して潤いを閉じ込めてください。
手の血管対策
浮き出てしまった手の甲の血管は、加齢によって血管の弾力性が失われてしまっていることが原因かもしれません。
加齢と言われるとそれまでですが、手を高く上げ、ブラブラと振ることで改善できるようです。
このブラブラ体操で、血液の流れを良くして流れを正常に戻すことができますよ。
また、重大な血管の病気が隠されているかもしれませんので、気になる人は病院で相談してください。
これはNG?なハンドケア
除菌ジェル・ソープで清潔にする
除菌ソープは肌への刺激が強く、手肌を乾燥させてしまいます。
ジェルの場合は水分が多いため、これも乾燥が進んでしまう原因に。
風邪の時期にはどうしても必須アイテムですが、過剰に使うのは良くないようです。
温風乾燥
トイレに設置してある温風乾燥機。ハンカチを出すのが面倒な時、つい使ってしまいます。
これも手の乾燥を進めてしまうので、ハンカチでしっかり拭くのがおすすめです。
まとめ
「老け手」対策は、日々の積み重ねが大切ということがわかりました。
少しの気づかいで、女性らしいしなやかな手を保てるとともに、心にも余裕が生まれるのではないでしょうか?
ぜひ、試してみてくださいね。